雅子さまと紀子さまには、衣装被りが多いといわれています。
絶対的なお立場の差があるお2人ですが、衣装が被るということに意味があるのか気になりますよね。
お2人でお話をされて合わせていらっしゃるのか、はたまたアクシデントなのか…
今日は、そんな衣装被りについて調査してみたいと思います。


雅子さまと紀子さまの衣装被りが多い!?
雅子さまと紀子さまは、衣装が被ることが多くあります。
これまで何度も、同じような衣装をお召しになっていたことがありましたので、振り返ってみましょう。
【1995年】南アフリカ共和国大統領との晩餐会
1995年、南アフリカ共和国・マンデラ大統領と晩餐会が行われたときのことです。
雅子さまと紀子さまはなんと、ほとんど同じ色のドレスを身に着けご参加されていました。

色味やデザインが似ているどころか、同じ洋服なのでは?と思うくらい見た目がそっくりですよね。
雅子さまのお衣装のほうがやや首が詰まっており、裾部分がフレアな感じがします。
紀子さまはラウンドネックでアクセサリーを目立たせ、雅子さまのものより小ぶりに見えますね。
しかしトップス部分がレースになっていたり、七分袖だったりと、全体的な造りがほぼ同じドレスでした。
同じドレスを持っていることは起こり得るでしょうし、別の日に別のイベントで着用されれば問題ないと思います。
しかし、外国から要人を招く際にこれだけ似通った衣装にされるのは、どうなのでしょうか…。
【2022年】天皇誕生日の祝賀行事
雅子さまと紀子さまの衣装被りは、2022年の祝賀行事の際にも起こっていました。
お2人とも、濃紺のロングドレスとパールのアクセサリーをお召しになっていました。


マスクをしているため、遠くからだとさらに区別がつかないほどに似ていらっしゃいますね。
しかしこのとき、紀子さまがお出ましになった部分はメディアで公開されなかったそう。
そのため、雅子さまの衣装だけが放送されることとなり、紀子さまが丸かぶりのドレス姿を見せずに済んだようです。
ここまでそっくりな衣装かぶりでは、国民から批判の声が殺到することは想像にたやすいでしょう。
報道陣に公開されなかったのは、紀子さまにとって不幸中の幸いだったかもしれませんね。
【2024年】ブルネイ皇太子夫妻との午餐
雅子さまと紀子さまは、2024年にブルネイ皇太子夫妻をお招きした際にも、衣装がかぶっていました。
このときかぶっていたのは、クリーム色を基調とした穏やかな色味のお着物。

帯の色こそ異なるものの、ほぼ同じように見えるお着物をお召しになっていますね。
海外諸国の方にとって、東洋人の顔立ちは同じように見えてしまうでしょうから、これでは区別がつかないかもしれません。
唯一、ヘアスタイルで判別ができそうですね。
雅子さまは後ろで束ねていて、紀子さまはボブくらいの長さをキープしています。
しかし、この写真を見るとどちらもお話されているのが男性。
男性は、女性の細かなヘアスタイルや長さ、帯などのデザインを気にされないかもしれません。
なおさら、雅子さまと紀子さまの区別がつかないまま午餐を終えた可能性もあるでしょう。

皇室での衣装被りの意味は?
雅子さまと紀子さまの衣装が被るということには、どのような意味があるのでしょうか。
一言でいうと、常識的な観点からは、あまり好ましくないことなのだそうです。
雅子さまは皇后であり、紀子さまは皇太子妃です。
私たちから見ればお2人とも皇族女性ですが、お2人には絶対的なお立場の差があります。
本来であれば、お立場が下である紀子さまのほうが、雅子さまの衣装に気を配らなければいけないそう。
ましてや色が被るなどということは「あってはならない」と考える関係者もいるほど。
しかし、実際に雅子さまと紀子さまの間では、衣装被りが多く発生しているそうなのです。
皇后さまと衣装が被るというのは、本来であれば破られるべきではないドレスコードのようなもの。
私たちの世界でいうと
結婚式に参列する際に花嫁と衣装が被らないようにする
というような、ごくごく一般的な常識というところでしょうか。
皇族となればさらにルールは厳格であり、国民からも厳しい目で見られることは間違いないでしょう。
さかのぼること平成の時代には、皇后美智子さまと衣装や色が被るということがタブーとされていました。

被るどころか、同系色の衣装をお召しになること自体がNGだったそうです。
美智子さまはベージュや白など、比較的シンプルな色味の衣装をお召しになることが多いですよね。
それでも、同系色NGという暗黙のルールが存在していたそうです。
それぐらいタブー化されていた、皇后さまとの衣装被り。
雅子さまが皇后になった時代には、ルールが緩くなっているのでしょうか?
それとも、衣装のデザインや色をずらさなければいけない紀子さま側に、何らかの狙いがあるのでしょうか。
なんで被ってしまうのか!?
では、なぜ雅子さまと紀子さまは衣装かぶりが多いのでしょうか?
雅子さまと紀子さまの衣装がかぶっても、その件に触れることなくご公務は執り行われます。
そのため、衣装についてお2人からコメントが出されたことはもちろんありません。
なぜお2人は似たような衣装を選びがちなのか、過去の傾向をもとに推測してみましょう。
コミュニケーション不足?
雅子さまと紀子さまの衣装かぶりは、双方のコミュニケーション不足によって起きていると考えられます。
ご公務の際、特に女性の衣装かぶりはタブーとされてきたため、事前に情報共有が行われていても不思議ではありません。
もちろん、皇族女性たちはふだんのご公務や勤務、通学などでお忙しくしていますから、側近が会議をするのでしょう。
しかし、昔から密なコミュニケーションがとれていないとされる天皇家と秋篠宮家。
側近の会議でさえもしっかりと行われておらず、お互いの衣装について情報がないまま当日を迎えられてしまうのかもしれません。
もしくは、紀子さまの側近が紀子さまにご進言できないということも考えられます。

紀子さまは、将来の皇后、そして天皇の母になるという強い意識をお持ちであり、こだわりが強い人物だそう。
そのため、衣装の色やテイストについても、一度「これを着たい」と思えば、その意思を貫く傾向があるとか。
雅子さまとの衣装かぶりも気にされていないのか、側近が衣装を変えるようお伝えするのも難しいのかもしれませんね。
雅子さまのご意向?
雅子さまと紀子さまの衣装かぶりは、雅子さまのご意向により発生している可能性があります。
雅子さまのご意向といっても、雅子さまが「紀子さまと衣装を合わせたい」とお考えであるわけではありません。
通例の話からすると、お召し物はまず女性皇族のトップである皇后さまが、テイストや色をお決めになります。
洋装か和装か、どんな色味にするかを決められ、それを受けてほかの女性皇族がご自身の衣装を決められます。
前提として、上記が皇族内のルールだそうです。
しかし、雅子さまはこの通例に従わず、それぞれが好きな衣装を決めて良いとお考えなのではないでしょうか。

雅子さまは、愛子さまをご出産されてすぐに適応障害を患い、長い休養期間を過ごしていたことがあります。
そのため、現在もご体調に波があり、ご公務すべてに参加できるかどうか不安を抱えている部分があるそう。
そして、衣装を含むご公務の詳細について、事前にすべて決めておくこと自体が不安要素になりかねないのだとか。
現在はご体調が比較的安定してきたそうですが、数年前までは参加できるかどうか当日に決まることもありました。
そのため、事前にすべてを完璧に決めておくとプレッシャーになってしまうそうです。

そのような事情もあり、雅子さまは直前にご自身の衣装を決められるようにしているとか。
そして、ほかの皇族女性は雅子さまの衣装について気にすることなく、ご自身で着たいものを着られているのではないでしょうか。
それでも、雅子さまと紀子さまの衣装かぶりは「ほぼ同じ衣装」のように見えることもあり、極端ですが…
たまたま好みが似ていたという可能性も捨てきれないでしょう。
美智子さまの企み?
雅子さまと紀子さまの衣装がかぶってしまうのは、一見
という声が相次ぎました。
しかし、実際には紀子さまではなく「美智子さまによる命令ではないか」と言われているのです。

美智子さまは昔から、雅子さまに強いライバル意識を持たれているといわれてきました。
雅子さまと紀子さまの衣装を被らせることで、海外の要人たちにお2人の区別をはっきりとつけさせないようにしているのかもしれません。
外交官出身の雅子さまは、海外の要人とお話する際にも通訳が不要で、深いお話もできる人物。
一方の紀子さまは、海外諸国を公式訪問される際に「相手国についてもっと勉強すべき」と批判を受けることがあります。
その違いを利用し、海外の要人が「雅子さまだと思って紀子さまに話しかける」という状態を作っている可能性が囁かれています。
雅子さまだと思って話しかけたのが紀子さまで、専門的な会話を交わそうと思ったが、あまり話が通じない…
という状況を作り出すことで、美智子さまは雅子さまの海外からの印象を変えようとしているのでは?ということです。
もちろんこの話に確証はありませんが、ここまで露骨な衣装かぶりが起こってしまうと、美智子さまの存在を感じずにはいられません。
まとめ
雅子さまと紀子さまの衣装かぶりについて、調査してみました。
雅子さまと紀子さまの衣装がかぶることは、これまでに何度も起こっているようですね。
しかし、本来であれば皇后である雅子さまに衣装を被せるのは、皇族女性のルールとしてはタブー。
美智子さまの代までは厳密に守られてきた、暗黙のルールでした。
令和の皇室におけるルールでは、かつてのような厳しさや徹底ぶりがなくなってきているのかもしれませんね。
凛とした美しさで存在感のある雅子さまと、儚く繊細な美貌を放つ紀子さま。
どちらも衣装がとても似合っていて、今後のご公務ファッションにも注目が集まりそうですね。
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