皇后雅子さまのファッションセンスは、いつも上品で光り輝いていますね。
高貴なオーラをまとい、国民をいつもあたたかな目で見守ってくださっている雅子さま。
今日は、そんな雅子さまの着回しファッションについてご紹介します。
雅子さまが着回しをされているのには、意外な理由もあったようです。

雅子さまの着回し術が素敵
雅子さまは、公の場に登場するたびに見せられる着回し術から「ファッションセンスがスゴい!」といわれています。
結婚当初、絶世の美女が皇室に嫁いだといわれ大フィーバーを巻き起こした雅子さま。

さまざまな種類の衣装を美しく着こなしていたのは、雅子さまが単に美人だからではありませんでした。
雅子さまには、年季の入った衣装やアイテムを組み合わせて時代に合わせたコーディネートを作り上げる、センスが備わっていたのですね。
雅子さまの着回し術は、今や皇室ファンだけでなく日本全国から注目される「ファッションアイコン」と化しています。
雅子さまと同世代の女性はもちろん、子育てママ世代も20代のヤング世代も、参考にできるポイントが詰まっていますよ。
次の項目から、雅子さまのセンスが光る着回し術について見ていきます。
雅子さまのセンスが光る着回し術
雅子さまの着回し術は、雅子さまならではのファッションセンスや高貴な感性が光る見事なものです。
トレンドに左右されない、でも時代遅れではない、ご自身の魅力を最大限に活かす着回し術は、私たちの普段のファッションの参考にもなるかもしれません。
雅子さまのご結婚当初から現在までの、美しく華やかな着回しファッションを見てみましょう。
タイムレスなアイテムを時代に合わせて
雅子さまの着回しの中で、20年以上前から持っていらっしゃるアイテムについて見てみましょう。
ファッション流行は欧米、そしてアジアだと韓国などから流れてきては巡り巡るトレンド。
最近では、その年の流行アイテムをその年にだけ着られるよう、プチプラブランドを駆使する人も増えてきていますよね。
しかし、雅子さまは流行に左右されない「本当に良質なもの」を長くお使いになっています。




華やかだけど色遣いは控えめに
雅子さまの着回しファッションを見ていると、色味の少なさが印象的ですよね。
ベージュやホワイトなどのベーシックカラーから、ネイビーやボルドーなど、雅子さまのエキゾチックなイメージにぴったりの色を選ばれています。
雅子さまと対照的なファッション傾向をもつ皇族女性として、秋篠宮紀子さまが挙げられます。

紀子さまは花柄やレース、シースルー素材など、若々しく華やかな素材を選ばれていますよね。

対して雅子さまは、一貫してシンプルでシックなスタイルを好まれています。
柄物は少なく、色味も抑えてあるのに、雅子さまが放つ上品なオーラと相まってとても華やかに見えますよね!

キャリアウーマン時代の名残も
雅子さまの着回し術には、かつて外務省に勤められていた「元キャリアウーマン」の名残も感じさせます。

雅子さまは小顔でスタイルも抜群なので、スカートやドレスはもちろんパンツスーツもこの通り!

スラリとした脚とピンと張った背筋が、マニッシュなセットアップも美しく見せていますね。

雅子さまがお召しになると、フェミニンにもクールにも変身する着回しアイテムたち。
そして何より、雅子さまが生まれ持った高貴なオーラと柔和な空気感が、ファッションを際立たせています。
雅子さまの着回しが多い理由5選!
雅子さまの着回しが多いのは、いくつかの理由が考えられるようです。
天皇家が自由に使えるお金の額は決まっており、その中で生活をされています。
その衣装代に関する事情や、雅子さま自身の人格、そして愛娘・愛子さまに対する思いなど、さまざまな理由がありました。
①美智子さまが衣装の新調を制限していた
雅子さまに着回しが多いのは、美智子さまが衣装の新調を快く思わなかったからではないかといわれています。

美智子さまは衣装や帽子などのファッションアイテムを新調されることが多く、

目立ちたがり屋だなぁ…
といわれることがよくあります。
美智子さまはお若い頃から華やかで、どんなファッションも似合う清楚な魅力がありましたよね。
年齢を重ねた今でも美しい装いをするのがお好きなようで、いつも明るいお色を選ばれている印象があります。


しかし、それと引き換えに雅子さまには「目立ってほしくない」という思いがおありなのか、雅子さまの衣装の新調には消極的だという情報が。
雅子さまの衣装を新調するかどうかの決定権が、美智子さまにおありかどうかは分かりません。
しかし、雅子さまや周囲が気を遣って、美智子さまが優先的に新しい衣装を着用できるよう取り計らっていた可能性もあるでしょう。
実際、美智子さま自身はお召しになるアイテムを頻繁に新調されており、
美智子さまは一度お召しになったものを二度と着用されない
とまで言われているほど。
確かに美智子さまは公の場にお出ましになる際、常に新鮮なアイテムをお召しになっています。


この毛皮製品を新調された際には、批判的な声も聞かれましたね。
ご自身の衣装を新調する美智子さまが、雅子さまの衣装新調を快く思っていないという説。
もちろん噂にすぎませんが、あまりにも衣装の数が違うことで、そのような可能性が浮上したようです。
②衣装費に制限があった
雅子さまの着回しが多いのは、衣装費に制限があったからではないかといわれています。
雅子さまの衣装費に制限があったのは、先にご紹介したように美智子さまのご意見によるものだったかもしれません。
しかし一方で、美智子さまにかかる衣装費が莫大だったために、雅子さまの衣装代を美智子さまにお譲りしていたのではないかという情報も。




美智子さまは一部で、衣装やアイテムを新調される際には3つずつ作るという情報があります。
理由は分かっていませんが、世間では美智子さまの金銭感覚に対し懐疑的な意見も多くあります。
美智子さまがご自身の衣装費に使いたいという理由で、雅子さまの衣装費が制限されていた可能性があるのですね。
もちろんご本人たちの口から暴露されたものではないため不確かな情報ですが、現実味のありそうな理由ですよね。
③新品かどうかを気にされないお心
雅子さまの着回しが多いのは、雅子さまが着用されるアイテムに関し「新しいかどうか」を重要視されていないからだといわれています。
雅子さまは、ご自身に似合うアイテムをお召しになるだけでなく、季節やTPOにふさわしいチョイスをされている点も印象的ですよね。
まさに、雅子さまがファッションを決める際に意識されているのは、その場にふさわしいかどうか。
「また着回している」と国民に気付かれることを、雅子さまは気にされていないといいます。
また、雅子さまはお持ちのアイテムに合わせるアクセサリーや帽子、バッグなどの小物遣いを調整してるそう。
その時々に適したコーディネートを組まれているのですね。
たとえば、こちらのベージュのローブ・モンタントは、雅子さまが長く着用されているドレスの1つです。


上記の写真は雅子さまが皇太子妃だった2015年、トンガ王国をご訪問された際にお召しになっていました。
そして、皇后となってから着用されたお姿がこちらです。


よく見ると、胸元に華やかなアクセサリー(ブローチ)がプラスされています。
皇太子妃だった時代には清楚でシンプルな装いを、皇后となってからはより華やかでインパクトのある着こなしを意識されたのでしょう。
アクセサリー使い1つで、ドレスが別物のように形を変えるのは魔法のようですね。
そして、その時々で違った魅力を放つ雅子さまもまた、常に美しさがアップデートされています。
④ものを大切にされるお心
雅子さまの着回しが多いのは、ものを大切にされるお心からではないかといわれています。
雅子さまの着回しを見ていると、単に「着るものがなくて着まわしている」のではなく、
本当に気に入ったものを長く着まわしている
という印象を受けませんか?


どれも雅子さまにとても似合っていますし、何より古びたものをずっとお召しになっているわけではないですよね。
美智子さまから制限されていたり、衣装費が限られていたりすれば、いわゆる「買いたくても買えない」という状態になります。
その場合、雅子さまの衣装に年季が入っていてほつれていたり、色あせていたりすることも考えられるでしょう。
しかし、雅子さまの着回しファッションにはそのような「ほころび」がみられません。


このことから、雅子さまの着回しが多いのは、雅子さま自身が「ものを大切にしたい」というお心を持っているからではないかといわれています。
⑤愛子さまに受け継ぎたいお気持ち
雅子さまの着回しが多いのは、娘である愛子さまに受け継ぎたい思いがあるからではないかといわれています。


実際に、雅子さまのアイテムを愛子さまが手に持っているお姿が確認されています。
たとえば、こちらのバッグ。


このバッグは、かつて雅子さまが使われていたものですが、形や輝きを変えぬまま愛子さまに受け継がれています。


母親である雅子さまが大事に使われていたアイテムが、そのまま愛子さまに受け継がれているのは本当に素敵ですよね。
バッグはフォルムや頑丈さも大事ですが、生地の色合いが褪せてしまったり、バッグの部位によって見た目が変わってしまったりするもの。
雅子さまは、バッグの保管場所や使ったあとのメンテナンスに気を遣われ、何十年も同じものを、状態を変えずに使われているのですね。
まとめ
皇后雅子さまの着回しファッションについて見てみました。
雅子さまのファッションセンスや、ものを大切に使われるサステナブルな意識は、私たちもぜひ見習いたいですね。
何十年も同じアイテムをお召しになり、娘の愛子さまにも受け継がれている雅子さま。
きっと愛子さまも、同じように1つ1つのアイテムを愛し、大切にされていることでしょう。
これからも「あのときの!」という着回しが見られるかもしれない、雅子さまのファッションが楽しみですね。


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