愛子さまが2024年、日本赤十字社に就職されました。
この記事では、愛子さまの職場環境やお給料について、また愛子さまがどのようなお仕事をされているのか調査してみたいと思います。
皇族である愛子さまがどのようなお仕事をされているか気になる人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
愛子さまの職場について
愛子さまの職場は、日本赤十字社です。
日本赤十字社は災害時の救護や医療事業、血液事業など、人を助けるための組織です。
全国各地に病院や血液センター、看護師などの養成施設を持つ認可法人で、全国に6万人あまりの職員がいます。
日本赤十字社といえば、皇室との関わりは明治時代から始まりました。
皇后雅子さまが名誉総裁を務められていることでも知られていますね。
常陸宮さまや華子さまなどの妃殿下方が名誉副総裁を務め「全国赤十字大会」などに出席されてきました。
かつては、三笠宮瑶子さまが日本赤十字社に勤められていたことがありましたね。
瑶子さまの働きぶりは驚くべきもので、ボランティア課でボランティアの普及、育成活動などの仕事をされていました。
なんと週5日勤務。
朝6時には電車で出勤し、コピー用紙の補充などもされていたそう!
愛子さまも、大先輩である瑶子さまのお姿を見て社会の役に立ちたいと思われていることでしょう。
愛子さまは、日本赤十字社に就職するにあたって次のようにコメントしました。
日ごろから関心を寄せている「日赤」の仕事に携われることをうれしく、身の引き締まる思いがいたします。
これからも一社会人としての自覚を持って仕事に励み、人々や社会のお役に立ちたいと考えております。
「一社会人」という言葉を用いられた愛子さまの力強いコメントから、社会の一員としてしっかり仕事をしたいという意思が伝わってきますね。
2023年10月には、天皇皇后両陛下とともに日本赤十字社を訪れていた愛子さま。
関東大震災での救護活動を振り返る企画展を鑑賞されていました。
このときには、すでに就職の話が進んでいたのだろうと推測されています。
そして2024年1月には、正式な「内定者」として日本赤十字社をご訪問。
念願の日本赤十字社勤務が叶い、意気込みを語られていました。
愛子さまは日本赤十字社でどのくらいお給料をもらってる?
では、気になる愛子さまのお給料について見てみましょう。
愛子さまは、天皇家の内親王で初めて「事務職」に就かれる方です。
愛子さまの前の内親王は、天皇陛下の妹・黒田清子さん。
黒田清子さんは大学を卒業後、山階鳥類研究所の非常勤の研究助手として就職されています。
意外にも初めてだという「事務」というお仕事。
日本赤十字社での事務職のお給料は、ホームページを見ると初任給で約23万円と明記されています。
しかし、愛子さまは正社員ではなく嘱託職員のため、上記の給与形態には該当しないそうです。
嘱託職員の給与形態は、約15万円とされています。
さらに、愛子さまはご公務と両立されるため欠勤が多いと想定できることから、お給料はさらに安く、13万円ほどではないかという声も。
日本赤十字社は、年数を重ねれば確実に昇給する年功序列システムのようです。
ボーナスも安定していて、公務員ぐらいの賞与はもらえるそうですよ。
報道されているよりも、愛子さまのお給料は低く、一般国民と変わらない水準であることが分かりました。
しかし、日本赤十字社は国家公務員給与に準じているため給与が安定していて、休みも取りやすいそうです。
年功序列と実力主義が合わさった、バランスの良いシステムが稼働していて、働きやすい職場環境なんですね!
愛子さまの仕事内容は?通勤方法は?
愛子さまは日本赤十字社で、青少年・ボランティア課に配属。
仕事内容は、主に以下のようなものとされています。
- ボランティアに関する情報誌の編集
- 研修会の運営
それに加え、ご公務も両立されているのですから、毎日ハードですよね!
学習院大学時代は学業を優先してこられた愛子さまですが、社会人になってからはご公務の数がぐっと増えたそう。
2024年は、さっそくお1人でのご公務にも励まれました。
愛子さまにとって2024年は、初めての挑戦や新しい世界に満ちた1年だったのですね。
これまでもボランティア活動に高い関心を示してこられた愛子さまは、日本赤十字社でもほぼ毎日出社されています。
仕事に取り組む姿勢は思わず周囲も心配するほどだといい、早く業務に慣れるために日々奮闘されています。
愛子さまは学生時代から、卓越した文章能力を見せてこられました。
情報誌の編集業務は、愛子さまの文章能力や表現力、豊かな感性を活かせる最適な配属であったことでしょう。
現在は事務職として編集業務を行っています。
しかし、ゆくゆくは愛子さまご自身が取材に出向いたり、原稿を執筆されたりすることも想定されているそうですよ。
当初、ご公務と両立される愛子さまのために、日本赤十字社は
とコメントしていました。
ところが、入社した愛子さまはほぼフルタイム勤務をされており、ご公務がある日でさえも半休しかとられないそうです。
午前中にご公務をこなされ、午後からは日本赤十字社に出社される。
そんなハードな働き方は、ほかでもない愛子さまご本人の希望だそうです。
世間からも、
まるでフルタイムのダブルワークをしているよう!
と、驚きの声が上がっています。
これまでの皇族女性の勤務スタイルだと、小室眞子さんや秋篠宮佳子さま姉妹は週2~3日の勤務にとどまり、ご公務と両立されてきました。
愛子さまがフルで勤務されようとする熱心なお姿には脱帽ですが、お身体を何よりも大切にしていただきたいですね。
全国赤十字大会でご活躍も
愛子さまは、就職し2ヶ月の頃、明治神宮会館で行われた全国赤十字大会でさっそく「日赤職員」としてのお仕事を全うされました。
会場を訪れた一般の参加者たちの誘導係を務め、スタッフとして従事しました。
会場には、日赤の名誉総裁として母・雅子さまもご出席されていました。
雅子さまと顔を合わせられることはなかったようですが、雅子さまは愛娘がスタッフとして会場で業務に従事していたことを
とてもうれしい
と明かしていたそうですよ。
通勤方法はお車
愛子さまは、日本赤十字社までお車で通勤されています。
これまで皇族の中では、電車通勤をされていた方もいらっしゃったようです。
しかし愛子さまは天皇家の皇女ということで、ほかとは警備体制が変わってきますね。
もっとも安全な車という方法を選ばれたのでしょう。
この春から筑波大学へ進学される秋篠宮悠仁さまも、赤坂御用地から茨城までお車での通学が決定しています。
小室眞子さん、秋篠宮佳子さまの通勤もお車だったことから、利便性や時間的制限よりも、警備体制を重要視していることが分かりますね。
そして慣れない社会人生活にもかかわらず、愛子さまは国民へのお手ふりを忘れないそうです。
ご自身が乗る車に向かって手を振る人たちに気づくと、車のルームライトを灯し、窓も開けて、笑顔で手を振られます。
常に国民のために寄り添い、尽力されてこられた愛子さま。
国のため、国民のためという熱い思いを持つご両親・天皇皇后両陛下のもとで育たれ、常にお気遣いを忘れないお姿が印象的ですね。
日赤に就職した熱い思い
愛子さまは、かねてよりボランティア活動、社会活動に関して高い関心を寄せてこられました。
日頃から福祉活動全般に関心を持っておられる愛子さまは、日本赤十字社を選ばれた理由についてこのように語りました。
皇室の役目は「国民と苦楽を共にしながら務めを果たす」こと。
「困難な道を歩まれている方々に心を寄せる」ことでもあります。
被災地に赴いた経験から、福祉活動全般に徐々に興味を抱くようになりました。
公務以外でも、様々な困難を抱えている方の力になれる仕事ができればと考え、福祉関係の仕事に就きたいと思いました。
愛子さまといえば、学習院大学中等科をご卒業される際の卒業文集で「原爆ドーム」をテーマにした文章を発表されました。
歴史の中で起こってきたさまざまな災害や、それに苦しんでいる国民の力になるため、愛子さまは日本赤十字社への就職を強く望まれたのですね。
多忙によりご静養を見送られたことも
愛子さまは、日本赤十字社での仕事が多忙のため、2024年9月のご家族でのご静養を見送られました。
多忙でご静養を見送られるというのは、まさに「働きすぎ」な日本人の社会をそのまま表しているかのよう。
仕事とご公務を両立されている愛子さまには、少しでもお休みいただきたいですが、そうもいかないのですね。
また、愛子さまが私たちと同じ「社会人」としてハードな毎日をこなされていることが垣間見えた瞬間でした。
ご両親も身近で応援
初出社の日は、天皇皇后両陛下より
という言葉をかけられたという愛子さま。
その昔、三笠宮瑶子さまが日本赤十字社に勤められていた頃、今でいう「パワハラ」のような扱いを受けたことがあったそうです。
そんな過去を知る天皇皇后両陛下は、愛子さまがお勤めになる職場について気になることも多いでしょう。
しかし、それでも
- 社会人としての経験を積んでほしい
- 国民のためにベストを尽くしてほしい
そんな思いを抱き、愛子さまの就職に対し背中を押されたのかもしれませんね。
また、母・雅子さまはご結婚されるまでの6年間、外務省に勤められていました。
愛子さまの就職や社会人生活に関しても、優しく頼もしく、アドバイスをされているのではないでしょうか。
優しいお父さま、そして頼もしいお母さまをお持ちの愛子さまが、これからどのような働き方を見せてくれるのか、楽しみですね。
まとめ
愛子さまの職場やお給料について調査しました。
愛子さまのお給料は、噂されているよりも控えめな金額だということが分かりました。
日本赤十字社に就職される前から「特別待遇はしない」ことが発表されていた愛子さま。
国民の給与水準と変わらない条件で、日々お仕事に奮闘されていました。
常にボランティア活動、社会活動にご関心を寄せてきた愛子さまは、念願の日本赤十字社勤務が叶い、生き生きと活動されていますね。
天皇皇后両陛下、そして国民が見守る中、愛子さまがどのように社会を変えていかれるのか、注目されています。
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