2025年6月に、ブラジルを訪問された秋篠宮佳子さま。
そのフライト中、佳子さまの寝顔が盗撮され、SNSで拡散されるという出来事が起こりました。
他人の寝顔を盗撮すること自体がモラル違反ですが、さらにお相手が皇族だったことで、批判が高まっています。
佳子さまの盗撮騒動はなぜ起きてしまったのでしょうか。

佳子さまエコノミー利用で寝顔撮られる
佳子さまは2025年6月に、ブラジルを公式訪問されました。

佳子さまの寝顔が撮影されてしまったのは、現地・ブラジルでの出来事でした。
6月9日、サンパウロ州のカンピーナスから中西部のカンポグランデへ国内便で移動された際のこと。
搭乗され、座席でお休みになっている佳子さまの寝顔が撮影され、X(旧Twitter)に投稿されました。
このとき佳子さまはエコノミークラスをご利用になり、一般客に混じって長時間のフライトを過ごされたそうです。
すると、Xに佳子さまのお姿が次々に投稿されました。

その中には、佳子さまがお休みになる姿も。

お手振りをされていてるお姿であれば微笑ましいものの、寝顔を撮影するのは行き過ぎた行為のように思えますよね。
Xで拡散されてしまったので、いわゆるデジタルタトゥーという形で、消えないものとなってしまいました。
寝顔の盗撮に佳子さまもお怒り
ご自身の寝顔を盗撮され、さらに拡散されたことで、佳子さまはお怒りの意を示されているそうです。
どうやら佳子さまは普段から「エゴサーチ」をされているそうで、ご自身に関する書き込みや意見に目を通されているとか。
そのため、寝顔を拡散された情報もすぐご本人の耳に入り、不快感を示されたそうです。

佳子さまはブラジルのご訪問を終えたあと、昭和天皇が埋葬されている東京・八王子市の武蔵野陵を訪れる予定でした。
しかし、めまいの症状があり、参拝の取り止めが報じられました。
寝顔撮影とは無関係だろうと思われますが、騒動があったあとに体調不良を起こされたのは心配ですね。
佳子さまが体調不良でご公務を休まれることはめったにありませんでしたので、世間からも心配の声が寄せられています。
長旅でお疲れになったのかもしれませんが、飛行機の中でお休みになっていたのも、体調が優れなかったのかもしれませんね。
SNS側も「削除は困難」とコメント

宮内庁は、佳子さまの盗撮についてXに問い合わせたそうです。
他人のプライベートな姿を撮影しSNSで拡散するという行為が、Xの指針に違反していないか確認したところ
「ポリシー上、削除を含む対応は困難」
との返答があったとか。
明らかなモラル違反であり、お相手が皇族であっても、しかるべき対応をしてもらえないのですね。
今回被害に遭ったのは皇族の佳子さまでしたが、これまでも著名人や芸能人などが勝手に撮影されることがありました。
中には週刊誌など「仕事」として撮影するケースもありますが、撮られた本人が不快感を感じるのは同じです。
ご本人の意思に反して撮影されたものは、潔く削除してもらえるようになると良いですよね。
そもそも佳子さまはなぜエコノミーを利用した?

佳子さまの寝顔が撮影・拡散されてしまったのは、盗撮した人の非であることに間違いありません。
しかし、そもそもなぜ佳子さまは一般客と同じ、エコノミークラスを利用していたのでしょうか?
皇族が飛行機に搭乗される際にエコノミークラスをご利用になるのは、きわめて珍しいケースだそうです。
皇族は通常、エコノミー以上のクラスに搭乗したり、プライベートジェットなどの特殊な手段で移動されます。
まれに、機体にエコノミーしか設備がない場合や、エコノミーの方が警備上有利な場合には、皇族でも利用することがあるのだそう。
今回佳子さまがエコノミーを利用していた理由は、国内線でビジネスクラスなどの上位クラスの設定がなかったからだそう。
それでも、ほかの乗客の目につきにくい前方の席に座られたそうで、撮影されることは想定外のトラブルだったとか。
現地・ブラジルでは
などと、皇族女性がエコノミーを利用したことが好意的に報じられたそうです。
ブラジルは親日国としても知られており、居合わせた乗客は佳子さまに関心を寄せていました。
佳子さまの寝顔を撮って拡散したのは誰?

佳子さまの寝顔を撮って拡散したのは、日系ブラジル人の女性だということが分かっています。
この女性は佳子さまと日本語であいさつを交わし、佳子さまのことを「人形のように美しい」とコメント。
佳子さまには好意的な姿勢を見せていました。
それにもかかわらず、佳子さまのプライベートなお姿をカメラに収め、SNSで拡散したのはなぜなのでしょうか?
撮影した女性に悪気はなかったようで、好意をもっての行動だった可能性があります。
実は、ブラジルでは今回のことを
エコノミークラスの眠れる美女
と、ポジティブな雰囲気で報じています。
対して日本では「盗撮だ」「警備は何をしていた?」と、批判の声が高まっています。
このように、日本とブラジルの間には「皇族の寝顔を撮影しSNSに載せること」に対する価値観が大きく違っているんですね。
ブラジルの報道の中には
海外メディアからは『まるでお人形のように美しい寝顔』と称賛の声が上がったものの、日本のSNS上では強い反発が巻き起こった
と、批判している日本を強調するようなメディアもあったそうです。
日本にいると、皇族の寝顔を撮影し拡散するという行為は「モラル違反」「失礼にあたる」と認識されていると思います。
しかし、意外にも海外諸国や現地・ブラジルでは

美しい皇族の寝顔が見られるなんて…!
という温度感なのかもしれませんね。
そのため、撮影した日系ブラジル人の女性も、深い意味や攻撃的な意味はなかった可能性が高いですね。
SPは何をしていた!?
佳子さまの寝顔が撮影された際、SPは何をしていたのでしょうか。
報道によれば、複数名のSPが佳子さまに付いていました。
しかし、佳子さまのお姿は同じ列の通路を挟んだ反対側から撮影されており、寝顔はズームアップした形になっていました。
遠方からの撮影だったこともあり、SPは1人も気が付いていなかったそう。
最近は無音カメラなどもあり、いつどこでカメラを向けられているのか分からないこともあるでしょう。
SPも人間ですから、気が付かないのは仕方ないかもしれませんが、複数名いたのなら誰かが食い止めてほしかったですね。
世界的に人気を博し始めている佳子さまだからこそ、さまざまな危険も忍び寄っていると思います。
今回の盗撮もそうですが、より危険度の高い事例も考えられますので、再発防止に努めていただきたいですね。
では、撮影が行われてしまった当時、SPが何をしていたのか調査してみましょう。
カメラの目の前をSPが行き来していた
撮影された映像を見ると、佳子さまを映す手前側をたくさんの人が行き来していたそうです。


その中には佳子さまのSPもいて、頭上の荷物棚を開けたり、撮影者の目の前を通っていたことが分かっています。
しかし撮影しているとは思わなかったのか、撮影者がバレないような体勢で撮っていたのか、SPに注意されることはなかったそう。
SPも一緒に寝ていた!?
佳子さまの寝顔が撮影されたときに隣に座っていた女性SPも、一緒に眠っていたとされています。


ズームアップして撮られているので見づらいですが、佳子さまの隣に座る女性も目を閉じているように見えますね。
SPは交代で休んでいたのかもしれませんが、よりにもよって佳子さまの隣で護衛していたSPが寝ていたということで、批判が殺到。
佳子さまはエコノミークラスだったものの、ほかの乗客から見えにくい前方の席に座られていました。
そのため、SPも油断してしまっていたのかもしれませんね。
実際に、撮影された佳子さまの写真を見ると、佳子さまの左後方からズームで撮られているように見えます。
このことから、佳子さまやSPも「まさか撮影されているとは」と驚いたであろうことが、推測できますね。
眞子さんのSPとの違い
今回、佳子さまが寝顔を盗撮・拡散されてしまったことで、過去に姉・眞子さんにカメラが向けられた際の対応が話題になりました。


内親王時代の眞子さんと飛行機で乗り合わせたことがあるという男性が、
眞子さんを撮影しようとスマホを取り出したら、後ろにいた大柄な人が、とっさに通路に出てきて立ち塞がり無言の壁になった
というエピソードを明かしました。
その男性は、懲りずにトイレに立つふりをして再びカメラを向けます。
すると、間髪入れずに「お控えください」と言われたそうです。
乗客の動きを絶えず把握している様子だったといい、皇族を護衛するSPの警戒態勢が窺えたとか。
しかし今回はエコノミークラスだったこともあり、一般客との接触がある程度懸念されていました。
さらにブラジルで起こったできごとだったこともあり、護衛の態勢などが日本とは異なっていることも考慮されました。
世間の声


佳子さまの寝顔が撮影され、さらに拡散されてしまったことについては、世間から激しい非難の声が上がっています。
世間だけでなく、佳子さまご本人も不快な思いをされたと報じられています。
世間では、撮影した人への批判から宮内庁への批判まで、佳子さまを擁護するさまざまな意見が寄せられています。
佳子さまに同情する声から、騒ぎすぎだという声まで、さまざまな意見がありますね。
ただでさえ、人の姿を勝手に撮影し拡散することはためらうべきですが、寝顔となるとさらにプライベートなもの。
普段、お手振りの姿をインターネットに拡散されても、にこやかに対応されている佳子さま。
しかし今回は、さすがにスルーできなかったのかもしれませんね。
まとめ
佳子さまの寝顔が撮影され、さらに拡散までされてしまった件についてまとめました。
佳子さまの寝顔は、現地・ブラジルや海外諸国では「眠れる美女」などと例えられ、その美しさが称賛されています。
美しいのは事実ですが、日本では美しいという事実よりも「盗撮をした」という行為が批判の声を呼んでいるようですね。
有名人や芸能人の撮影については、個人や国などでも価値観が異なることだと思います。
日本で巻き起こっている反発はまだ収まりそうになく、いかにして再発を防ぐか、議論が続いています。


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